詞/曲/編曲 JOYA

 予定通り誰もいないこの街で
 君の面影を捜すだけさ
 真昼の影にうずくまる欲望に
 明日の行方を探し当てたならば

 今夜はいつもより騒がしく
 その渇いた風が胸を刺激する
 そうね

※見つめる指先が 何かを語って
 離れず 抱き寄せる 唇
 とまどい隠せずに うなずいた夜に
 静寂の中に君が響く

 ざらつく的に張り付いた暗がりが
 君の仕草を真似て 襲いかかる

 不自然な時計が耳障りで
 見せかけの時を楽しんでいる
 そうね

※無くした香りまで貪り始めて
 交わる 写真の君 寄せつけず
 せつなさ もどかしさ 全て流されて
 饒舌な愛を片手に眠る

 誰もいないこの街が動き始めて
 一連の愛がこの手に残り